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2023-01-17
投稿者
  
武内 臣介
  
~その193~ スマスロ導入から約2カ月で見えたことを修正する!
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。


スマスロ(スマート機)の導入から約2カ月となります。

昨年末12月22日のグリーンベルト様の記事にて、スマート機の認知調査結果が掲載されています。

既にご存知の方も多いと思いますが、調査結果としては『知っている=21.9%』『知らない=78.1%』で、調査時期が導入からどれくらいのタイミングかは不明ですが、非常に残念な結果となっています。


この数字が、業界全体で一丸となって全力で行った結果なのか、大変革であり追い風のタイミングにもかかわらず手を抜いた結果のものかを、自店の取組みも含めてしっかりと振り返ることが【約2カ月で見えたことを修正する】ことにつながります。


スマスロ導入店が導入前からどのような訴求をしているかを11月から重点的に視察しましたが、ここはしっかりとダメ出しさせて頂きますが、『多くのお店がマジョリティ層への価値認知向上に向けた訴求をしていない』という結果でした。

イノベーター理論を参考にすれば、『イノベーター=2.5%』『アーリーアダプター=13.5%』の、積極的に自ら情報を得て行動するタイプは16%の割合となります。

調査結果の『知っている21.9%』から16%を引くと5.9%で、イノベーター理論から考えると『5.9%しかマジョリティ層の認知が無い』ということになります。

もちろん、イノベーター理論の割合が正確かというとそうではありませんが、いずれにしてもマジョリティ層に何も訴求が出来ていないという結果として認識し、危機感を感じて取組みを修正していく必要があります。


大した訴求をしなくても、スマート機の導入が進んでいけば認知も高まっていきますが、設置台数以上に『打ってみたいお客様を増やし続ける』ことと、市場の休眠ユーザーや未経験ユーザーの開拓につなげることも課題にしなければ、既存のお客様の店内移動で終わるか、競合店との顧客の奪い合いだけで終わってしまいます。


今後の修正課題としては、スマート機の供給量に対して、「打ちたい」という気持ちのお客様の量(需要量)を増やすための取組みを意識することが重要です。

これからスマート機を導入する店舗様もありますが、自店のマジョリティ層(アーリーマジョリティ=34%・レイトマジョリティ=34%)の方々に、とにかく他店よりも浸透させていくことが稼働促進の課題になります。


新年からダメ出しコラムを書いてしまいましたが、私は自己の考えや取組みを全否定するからこそ新しい道が見えてくると常々思っています。

実際に、追い風のタイミングなのに浸透させられていない業界全体なので、このようなことを皆で声を上げて改善しながら進化させていくことが、厳しい業界状況を良くしていくには大切なことです。

おかしいことは「おかしい」と声を上げ、そこから自店で何が出来るかを考えて挑戦していく。


今年の課題は、新たな風をユーザー開拓につなげていくという根本的な取組みを思考から外さないことが重要です。


フダポス会員の皆様は、フダポス内のポスターやツールをフル活用していきながら、「こんなポスターが欲しい」などの提案もして頂ければと思います。



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