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2024-06-18
投稿者
  
髙橋 正人
  
~266~【ラッキートリガー】搭載機も取捨選択の時代に!?
「6月15日」現在、九州・四国地方の一部は【梅雨入り】した模様ですが、「関東甲信越」「北陸・東北」地方は、例年よりも『大幅に遅れる』と予想され、6月末頃になる模様ですね。
また、そタイミングや期間次第では、6月・7月の稼働状況に影響する可能性も考えられますので、一応注意しておきたいところです。

■さて今回のコラムは、最近ユーザーの注目を浴び業績にも大きく影響している【ラッキートリガー】機種について、「お盆前のまとめ」として、一旦総括してみたいと思います。

■先ずは「2024年3月」から始まった「ラッキートリガー搭載機種」のまとめをご覧ください。
(※2024年6月3日~6月9日のアウト値)

<2024年3月>
・P真・座頭市物語DL-MX(4,300)
・P緋弾のアリア~緋緋神降臨FSZ(13,000)
・P LT OVERPACHINKO-ME(5,400)
・Pこの素晴らしい世界に祝福を!LT3(5,500)
・P北斗の拳強敵 SSPA(15,400)
・P天才バカボン7-福神スペック-LTH-JH(7,100)
・P GⅠ優駿倶楽部2HT(***)

<2024年4月>
・PバイオハザードRE:2L9YZ4(12,800)
・P大工の源さん超韋駄天2HLB(13,000)
・P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だFSA(12,000)
・e新・必殺仕置人~超斬撃~K3(8,400)
・PAハイスクール・フリート2SB(10,500)

<2024年5月>
・P GO!GO!郷~革命の5~M4-VLT(10,200)
・PゴブリンスレイヤーラッキートリガーVerJVR(12,500)

<2024年6月>
・P魔法少女まどか☆マギカ3LM3(39,000)
・P魔王学院の不適合者FMY(23,000)
・Pうる星やつら2 L2-K(23,000)
・P頭文字D2 GFPG(11,000)

<2024年7月>
・e花の慶次~傾奇一転L2-MX
・P花の慶次~傾奇一転L-MX
・P貞子 FMD
・PアズールレーンTHE ANIMATION M4

<2024年8月>
・eフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン2R
・e北斗の拳10 GHEG
・PAスーパー海物語IN地中海2HLA
・Pリング呪いの7日間3LightJVZ
・Pドラムだ!金ドン MP

<2024年9月>
・eゴッドイータートリプルバーストMJ
・***
・***

■「3月~6月」(4ヶ月間)のリリース機種は【18機種】
その中、現状【アウト=12,000以上】(概ね平均アウトの2倍値)の機種は・・・

<3月>~「P緋弾のアリア」「P北斗の拳強敵」(2/7)
<4月>~「Pバイオ」「P大工の源さん」「P FAIRY TAI」(3/5)
<5月>~「Pゴブリンスレイヤー」(1/2)
<6月>~「Pまどか☆マギカ」「P魔王学院」「Pうる星やつら」(3/4)

・・・以上【9機種/18機種】となる。
ちなみに「アウト=12,000以上」の機種は、現状「17機種」しかない。
その中で【9機種残っている】事は、種別分類として『半分も貢献している』と言うのか?『半分しか貢献していない』のか?

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■さて「本題」へ
この様な状況を踏まえてこの先『ラッキートリガー機をどう使うのか?』を考察してみたい。

・【スペック動向】について
「総量規制の緩和」から始まったラッキートリガー(と言う名称)ですが、現状【TY規制=3,200個未満】と言う縛りがある以上、初当りのトータル確率は「1/200前後」になる事は必然であり、それが変わる事は無い。
(※甘デジ系スペックは除く)

・【スマパチ登場】での内規変更について
基本的には【総量規制=9,600個未満】も【TY規制=3,200個未満】は変わっていない。
ただし「ラッキートリガー占有率(出現率)」は緩和され、プレイヤーにとっては『より多くのラッキートリガー突入の体感する』事になるでしょう。
(※ただ、ユーザーの捉え方は『出玉性能は上がった』=『連チャン性能が上がった』と捉える人も多い)

■ラッキートリガー機種の【機種配置】について
今後のリリース状況は、「P機もe機もリリースされる」事になるでしょう。
それを踏まえた上で、機種配置を再考するタイミングに入ったと思われます。
更に「7月~e花の慶次」からスマパチへの搭載も始まり、今後しばらくは『スマパチは、ラッキトリガー搭載が中心となる』と予想され、その運用・活用は重要なファクターの一つになる。

■本線は【ラッキートリガーコーナー(島)】の育成
メーカーのスペック公表で「図柄揃い確率」と言うモノがあるが、結果的には「1/99.9~1/539」までと幅広い表記となる。
(※実質トータル確率は、1/200前後(~以上)となる)
(※P北斗の拳強敵でも、「1/99.9」「RUSH突入=50%」です)
つまり、図柄揃い(特図1)確率は様々ではあるが、小当り含む「当り体感の確率はほぼ同じ」と言っても良い。

であるならば、この先「スマパチも含めた【ラッキートリガーコーナー作り】」は、その注目度、その存在感、出玉への期待感、を有した島構想の一つになる可能性がある。
大当りの確率分母だけに囚われない思考を必要なムーブなのかもしれません。

■パチンコ機の取捨選択
現状では「大当りの確率分母」によって、ユーザーの注目度もかわる。
ホール側としても、島配置も変わり設置台数も変わる事は、デフォルトでもあった。
現状では、確率帯「99 or 199 or 319」による分類、更には「P機 or スマパチ」の分類が大半ではあるが、この先「ラッキートリガ」の分類も加わる事になるでしょう。

しかし、そうなると今度は『ラッキートリガーなら何でも良い』と言う訳には行かない。
ホールとしては、多種多様な「スペック」や「クオリティ」や「コンテンツ」の中から新機種の取捨選択する事になる。
そして、その時の参考となるのが、【最初に記した9機種】になる。

ただ、その【9機種】の特徴において「スペック」や「コンテンツ」がバラバラでもある(汗。
更にはココに、内規緩和された「スマパチ」まで加わって来る事になる事で、選択は更に複雑になって行く事でしょう。

そこで取捨選択にとって、【最も需要なキーワード】があります。
それが【若年層の知名度】&【SNS上での話題性】・・・となります。
ちまり、「ホール側の人の価値感」では無く「自分たち以外の人(ユーザー)の価値感」を知る事であり、『それを無視する事は出来ない』と言う事になります。
但し、『参考にはすれど鵜呑みにはせず』と言うところですけどね(汗

≪最後に≫
いずれにしても、各々のホールにとって重要な課題は・・・
【ラッキートリガーコーナー】と言う島構成を有するのか?・・・と言う課題になる。
その際、「確率分母で取捨選択または分類する時代では無い』と思い添え得置きたいと思います。
ファンキースリー講師
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