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2024-05-17
投稿者
  
武内 臣介
  
~その262~ ラッキートリガー機の登場で必要性が高まる【大当りフローPOP】
こんにちは!
『魅せる!感じる!』担当講師のリスペクトマインドの武内臣介です。

今年の3月4日にラッキートリガー搭載機(LT機)が導入されました。
既に2カ月半が経過していますが、全ての仕様が好感触とは言えませんが、しっかりとお客様の支持を得ている傾向は見受けられます。

ただ、LT機の機種数が増えていく中で、当初から問題として上がっていた『スペックをどのように分類し、お客様に分かりやすく伝えるか?』ということが実際の問題として表面化し始めています。

結論としては、私が長年ご提案している、台上の『大当りフローPOP』がLT機によって更に必要性が高まっているというものです。

高まっているというか・・・お客様が機種をざっくりと把握する上では【必須のツール】になっています。

お店に台を設置して、その台をお客様に遊技してもらう『売り手』として、≪確率・突入率・継続率≫だけでは、明らかにお客様の打ち気を喚起できなくなっています。

LT機だけに限りませんが、現状の問題として考察したいと思います。


◆スペックをどのように分類し、LTを含めたスペックをどう分かりやすく伝えるか?

これは、導入当初から問題として上がっていました。

皆様も、どのように機種の配置をするべきかを議論したと思います。

ひとまずは、「ラッキートリガー搭載機を固めて、ラッキートリガーの認知を高めて興味関心を持ってもらおう」ということで、ラッキートリガー機を固めて導入することをおすすめしました。

まずは、認知向上と興味関心を高めることが出来れば、機種毎のスペックも大当りフローPOPで、最大の特徴である『LT状態にはどのように突入するのか』を、ざっくりとでも理解してもらえます。


◆機種数が増えてきたら、確率による分類の設置も必要になる

店内での機種分類は、基本的に4P・1P・20S・5Sというレートから、ミドル・ライトミドル・甘というコーナー分けになっています。

実際のところ、お客様が良い状態に突入するのは『RUSH突入確率』ですが、ミドルの中のハイミドル、ミドルの中のミドル、ミドルの中のローミドルという感じで、これまでは大きく分けて初当り確率の分類でも問題は無かった(実際は問題ありますが)と思います。

しかし、LT機に関しては、合算確率はライトミドル帯であったとしても、『図柄揃い確率と○○チャージ確率』は分けて考える必要があったりします。

また、初当りは甘デジ並みでもLT突入はミドルと同様といった機種もあります。

いずれにしても、ホールにおけるコーナー作りというのは≪確率帯・タイプ・コンテンツ・遊技価格・・・・≫など、お客様の台選びをサポートするための営業施策ですが、台選びのサポートがコーナー作りで終わってしまうというのが現状です。


◆コーナー分けの次は、機種の特徴が分かるプロモーションが必須

LT非搭載の機種でも、大当りの流れを伝える台上の『大当りフローPOP』は必須だと思いますが、LT機においては【RUSH以上の上位RUSHの魅力】も伝えなければ勿体ない機種です。

過去機種でも2段階RUSHの機種はありましたが、上位RUSHへの突入経路と、突入した時の性能まで伝えることで、『打ち気を高める』ことが可能になります。


≪大当りフローPOP≫








大当りフローPOPのメリットは、

①お客様がPOPの見方が分かると自分で機種を探せるようになる。
②お客様がPOPで機種を探すようになると、他店のPOPに不満を感じる。
③スタッフが全機種の特徴を覚えなくても、機種の特徴を説明できるようになる。

いずれにしても、好みの機種が探せることが大切です。


◆複雑化したスペックから、更に複雑化が進むと・・・

自店のお客様を離反させない最大の鍵は、『お客様が自店の機種とつながっている』ことです。

そもそも、自店に好きな機種や好みの機種が無ければ来店する理由すら無くなります。

競合他店との戦いにすらないし、自店の機種とつながる営業施策が無ければ、新台入替を多くやるお店に興味関心を持つのは当然です。

地元の無名なラーメン屋であったとしても、好みのメニューがあれば定期的に行きたくなります。

LT機というお客様の興味や関心が高まっているとき、『お客様と台をつなげる』ことが出来れば、自店に継続してリピートするチャンスも生まれます。

ファンキースリー講師
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