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2020-09-15
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その74~パチンコ12月「大海4=8万台撤去」の対応は?

お久しぶりです。<パチンコ担当>のTKCの髙橋です。

さて、今現在【9月の新台入替】が終わり、【10月新台入替の準備】を考え、更に【11月の新台機種の選定~確定】のタイミングとなりました。しかしながら、ホールさんにとっては、『メチャ頭の痛い』問題=「11月の凱旋=6万台撤去」を含む<スロット撤去問題>を抱えつつ、更に「12月の大海物語の、8万台撤去」の問題を抱えています。
さて、今回のコラムでは、パチンコの【大海物語4】の撤去関連に触れてみようと思います。

■【CR大海物語4MTB】を振り返ってみましょう。
・リリース日=2017年11月 ・検定満了日=2020年9月(中旬~下旬)
・販売台数=約85,000万台(予測値) ・現在の設置台数=約75,000台 
・設置店舗数=約5,300店舗 ・1店舗平均設置台数=概ね「14台」前後
・稼働貢献週=145週で現在継続中 ・累計台粗利=概ね「300万円」弱

<現在の状況>
・平均アウト=16,000個 ・玉単価=1.55円 ・玉粗利=0.18円
・台売=25,000円 ・台粗利=3,000円

■今、やっと稼働安定してきたのに・・・
現在9月13日。あと『3ヶ月で撤去となる』事になるのですが、何はともあれ残念なのは、ほとんどの台数において、「認定を受けていなかった事」になりますね。
その理由としては、「2018年2月」の規則改正にあたり、2017年11月発売の機種において『前倒し認定が出来ない(状況もあった)』事と、と言うか、当時『そもそも、認定とっても3ヶ月の設置延命に過ぎず、ほとんど意味が無い』と言われていた事に因りますね。
結果、【CR大海物語4MTB】は、その「ほとんどの台数」が『検定満了日で撤去』と言う事になります。

■ん!?・・・法的には『設置していても良いのでは?』と言う意見について。
確かに、今年「2020年5月20日」付にて、経過措置の1年延長が施行されています。
本来は、検定満了日が「今月=9月中」となっていた次第ですので、新型コロナ問題が発生しなければ、『今月の撤去だった』訳です。

そして【経過措置の1年延長】により、法的には『2021年9月までの設置可能』となりますが、ご存じの通り【21世紀会ルール】により、『2020年中に検定・認定期間が満了する遊技機は、12月31日までの撤去』となっている訳で、結果「認定されている台数」以外の全ては、『12月中の撤去となる』事となります。

■・・・では、その【7万台】をどうするのか?
「大海4の撤去」は、現在のホールにとって【大きな痛手】である事は現実でしょう。
少なくとも、新台入替による【遊技機購入コスト】の問題や、そもそも『現在の稼働の担保が一旦消える』訳で、『代替機種の未来予測もままならない』状況は、現在も何も変わっていない。

そこで、考えられる最善策としては、『やっぱり海は海!』と言う事での【新台・P大海物語4スペシャル】の入替導入にならざるを得ない事になります。
(※「沖海5」や「大海5」の話は、またいずれ語りましょうかね・・・)

■【P大海物語4スペシャル】について
『12月のリリースが確定した』と言われている「大海4SP」ですが、そのスペック等の概要と検証をしてみましょう。(※あくまでも「予測部分多数」です。ご了承下さいませ)

・特賞確率=1/319(高確率=1/40)
・確変比率=5?%(特図①・特図②共通で、ラウンド変動は無し)
・特賞出玉=全て「10R」(※15個賞球×10カウント×10ラウンド=1,500個)
・電サポ性能=
 (1)確変中=「電サポ=次回まで」・・・は変わらず。
 (2)電サポが無い時の、通常当り(=初当り)後・・「・時短=100回転」
 (3)電サポがある時状態での、通常当り後・・・「時短=1??回転」
 (4)【遊タイム】・・・「950回転」消化後、「350回(?)の時短」突入
    ⇒実質「950回から時短消化の回数がマイナス」される事になる。
    ⇒遊タイム中の大当り引き戻し率=(350回ならば)「66.6%」

さて、ほとんどが【盤面販売】となる事が予想される【遊タイム搭載の海物語】ですが、【P真北無双3】もリリースされ、いよいよ<パチンコ・遊タイム本格化時代>に突入している2020年12月・・・さてさて、ホールはどう対応すべきなのか?
本気で考える時が、やって来ました!

本格的な【機種評価】・【運用思考】・【活用術】は、今後の、【CFYコラム】にて!
ファンキースリー講師
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