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2020-07-28
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その67~「遊タイム」と「甘デジ」の相性を考察してみる。
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。

今回は「一気に注目・リリース」される【甘デジ×遊タイム】の相性はどうなのか?について考察してみようと思います。
何事にも、『メリットがある』場合は『デメリットもある』訳で、メリットの誇張はその裏にあるデメリットを見落とす事になりますので・・・(汗)

■【甘デジ×遊タイム】機種エントリー~3機種
【8月2日】~PAぱちんこ新必殺仕置人TURBO-A8
・<遊タイム性能>(※特賞確率「1/99.9」)
<発動>=280回転消化後/<発生率>=5.98%
<回転数>=379回転/<引戻し率>=97.79%

【8月16日】~Pフィーバーアクエリオン6 bV
・<遊タイム性能>(※特賞確率「1/89.9」)
<発動>=225回転消化後/<発生率>=8.07%
<回転数>=341回転/<引戻し率>=97.79%

【10月4日】~PフィーバークィーンⅡ
・<遊タイム性能>(※特賞確率「1/99.9」)
<発動>=292回転消化後/<発生率>=5.30%
<回転数>=100回転/<引戻し率>=63.43%

■遊タイム発動の【回転数】について
日工組規定では、「確率分母の2.5倍以上~3.0倍以下」となっていますので、確率分母「99.9」であれば【250~299回転】、同「89.9」であれば【225~269回転】以内となりますが、いずれにしても『300回転以内で発動する』事になります。

■【メリット】を考える
最大のメリットは・・・
(1)『○○回転以内で何かが起こる(≒大当りする)』と言う回転数が少ない事。
これは、打ち手ユーザーの「安心感と期待感が生じる」事になりますね。次に・・・

(2)同一稼働時において『遊タイムの出現回数が多くなる』事。
これは、そのまま『遊タイムのユーザーの体感数が増える』事ですね。
※「遊タイムの出現(発生)率が上がる」訳ではありませんので、誤解無く。

(3)スペックの話では無いけど、『低ベース化が容易である』
これは、出玉率下限値(=33.3%)をクリアし易く「保通協の適合がしやすい」です。

■【デメリット】を考える
上記項目に対して・・・
(1)「客滞率が上がる事で、『玉単価が下がる』
「大当りへの安心感」は『1人当りの稼働を伸ばす』事に繋がり、それは「良い事」なのですが、分岐割数が高いホールでは「持ち玉遊技が増える」事は、売上を下げる事に繋がり、結果(同一粗利を確保する場合)『利益率が上がる』事になります。当然ながら『出玉率も下がる』可能性が高くなります。

(2)これは【相対比較論】になりますが、『甘デジの遊タイム出現の「数」が多い』と言う事は、そもそも『何と比較して多いの?』と言う話。
つまり比較対象が「ミドルスペックと比べて多い」と言う事で、逆に言うならば、今後リリースされる【遊タイム付きミドル機】に対して『遊タイムが全く出現しないじゃん』と言う、ミドルスペック機に対して「批判に繋がる可能性がある」と言うリスクがあります。

<まとめ>
機種評価を語る際、何かと『良い・悪い』、『高い・低い』、『多い・少ない』、『出る・出ない』等々の表現をする場合があります。
でもその言葉の裏には『必ず比較対象がある』と言う事。極論的には『比較対象を否定している』事になります。

「甘デジを立てればミドルが立たず」
『お互いのメリットを活かすのか?』『お互いのメリットを潰し合うのか?』
その未来を想像しながらも、今後の遊技機活用を考えて行きたいところです。
ファンキースリー講師
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