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2020-07-07
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その64~PAぱちんこ新必殺仕置人TURBO-A8の考察
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。

今回は【京楽産業.】から「盆前・8月2日」リリースのパチンコ新機種【PAぱちんこ新必殺仕置人TURBO-A8】についてです。
この新機種の特徴としては、<時短新基準>として【遊タイム搭載】の他に【延長時短】と言う時短性能が付加されています。その上で、当該機種を『どう評価するのか?』について<フダポス>にアップされている【新台活用(評価)シート】を参考に、機械評価してみたいと思います。

■先ずは【基本性能】の確認を。
確率分類では、型式名の「PA」で分かるように【甘デジ系】に分類される。「特賞確率=「1/99.9」で、仕様タイプは「V確変ST機」で、ST回数は、『ロングSTと呼ばれる「150回転」』となります。
<出玉性能>
【初当り(特図①抽選)】・・・「3R=100%」(※確変=1.0%・通常=99.0%)
【確変中(特図②抽選)】・・・「3R=50%」「10R=50%」(※確変ST=99.0%・通常=1.0%)
ココで問題となるのは、「甘デジ」と言いつつも【確変突入率=1.0%】と言う【突破型】と言う懸念になる。つまり、現実的な「モード突入率」は、【時短=40回】での引戻し突破を経て、初めて「RUSHモード」に突入する事になる。
その実質的な「モード突入の確率」は、「1/295.6」となる。

<特賞確率と、TYの関係>
・「特賞確率=1/99.9」としての「平均TY値」・・・・「1,450個」となる。
・「特賞確率=1/295.6」としての「平均TY値」・・・「2,950個」となる。

■そして、特徴は<電サポ性能>にある。
基本的には、初回の99%は【時短40回】。RUSH突入後の確変電サポは、基本的に【ST=120回転】となるが、全体の33%は【ST=120回+時短=50回】があります。
更に「電チュー抽選全体の1%」だけ、「通常大当り」として【超ロング時短=279回】がある。この回数には理由があり、「通常確率でのスタート回数」となっている事から、『もし、279回転で当りが出ない場合(=6%)、次の1回転消化後に「遊タイムに突入」する事になる』そしてそこから「379回転」の遊タイムが始まる。ちまり、合計「279回転+1回転+379回転=659回転」の時短が継続される事となる。この結果『時短1%は、次回当り保証と同等』となる訳ですね。

■それでは<機械評価>としてみましょう。
【集客貢献力】★★★★ ~「仕置人」として、1年振りのリリースの甘デジ。
【稼働貢献力】★★★★ ~遊技機完成度は非常に高い。懸念材料は「突破型」だけ。
【粗利貢献力】★★   ~分岐S値は「やや低め」。低ベース「20%」が基準となる。
【売上貢献力】★★★  ~「突破型の甘デジ」により、玉単価は甘デジとしては高め。
【資産貢献力】★★★★ ~ほぼ、「販売価格」での推移と予測される。

いずれにしても、「販売台数=15,000台」は完売する事となるでしょう。
また、機械の完成度の高さから、稼働推移も高いレベルで継続されるでしょう。
つまり、『買い!』です。導入適正台数は、『最低3台~』と言い切れる甘デジです。
時期的(盆前)にも、8月の『集客&稼働と支えてくれる』事に十分期待出来ますね。
ファンキースリー講師
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