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2019-06-25
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その10~<Pすしざんまい極上>をシミュレートする
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。

今回は、<Pすしざんまい極上>の機種検証コラムです。
さて、この機種を『どう評価するのか?』と共に、最も重要な『どう使う?』と言うシミュレーションしてみましょう。

■【チェックポイント】
(1)P機で【設定無し】は『プラス』か?『マイナス』か?
「設定が無い」ので高確率が一定。よって「特賞時間の変化が無い」事がユーザーの「設定に対する疑問」が無くなりまる。これは結果的に『プラス材料となる』と言えます。

(2)役物ギミックは<餃子の王将3>と比較してどうなのか?
注目は、役物内に【ちょいアナGO】と言う入賞口が設置された事ですね。この穴に玉が入賞すると、従来は「1穴だけ」の始動口に対して、<すしざんまい>では『チューリップ型始動口が開放する』事になります。この場合打ち手は『止めるに止められない』状態となて、「稼働貢献に直結する進化」となっています。

(3)そもそも【コンテンツ力】はあるのか?
「すしざんまい」の営業店舗数は、「11都道府県・全国55店舗」に及びます。また、何と言っても『毎年のマグロ初競りで、最高価格で落札する』姿は、全国メディアで取り上げられており、その知名度は『一部のアニメよりは知名度が高い』と言っても過言では無いでしょう。

■【運用シミュレート】
(1)実出玉の計算。
先ずは【払い出し出玉】の計算ですが、これは単純に「賞球=15個」×「4カウント」×「2R」×「48連(1セット)」=【5,760個】となります。
しかし、「BA=90%」×「消化時間=21分」で、【210個】減少となり、結果的に【1セット実出玉=5,550個】となります。

更に、【おかわり連チャン】が「メモリー4回転=10,89%」となりますので、継続回数で表現するなら、「継続回数=1.122回」となります。
これにより、【平均TY=6,227個】となります。

(2)千円スタート値(飛込み)を計シミュレートしてみる。
では「出玉率=100%」時の【千円(飛込み)スタート値】は、「確率分母=545.6」÷「景品金額=24.91(千円)」=【21.90回】となります。

(3)コレを「B=35%」時での「飛込みスタート値」に換算
最初に「千円での打込み玉数」を計算します。
・「250個÷(1-ベース値)」⇒250÷(1-0.35)=「384.6個」
そして、「千円S=21.90回」÷「3.845」=【5.695回】となり、【出玉率100%のS値】は、「B=35%時で5.7回」となります。

■【機種評価】
<フダポスサイト>では、既に当該機種の「パチンコ機種情報」が掲載となります。
当然ながら、【5つの貢献力】をそれぞれの観点からランク付してあります。
結果は・・・「稼働貢献力は低め」の評価ですが、「粗利貢献力は高め」の評価となっていたりしますので、ぜひ参照して見てください

全国の販売予定台数は、「4,000台」となっていますが、さて「完売」するのでしょうか?
皆様も、ぜひこの【P機の役物一撃系】機種を評価してみてください。
ファンキースリー講師
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