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2022-09-20
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その176~【パチンコ】11月の新機種評価は?
9月の【パチンコの注目】に「P Re:ゼロから始める異世界生活鬼がかりver.M08」の増産分の稼働開始がありました。
2022年1月の販売台数は「約10,000台」。9月の増産はプラス「約8,000台」の模様。
そこで気になるのが・・・
『Re:ゼロの増台(1.8倍)で、平均アウトはどう変化するのか?』『Pエヴァ15との稼働差は詰まるのか?』と言う事。
ちなみに、「Pエヴァ15~未来への咆哮」の稼働台数は「概ね45,000台」であり、【全国平均アウト】の比較では『概ね「3,000発弱」の差があった』。

そしてその結果は・・・
(1)「Re:ゼロ」のアウトは若干分散されて、平均アウトも若干下がった。
(2)「エヴァ15」とのアウト差は、やや縮まって「その差=1,000個以内」になった。
・・・とは言え、この【2強】の稼働貢献力は偉大で、まだまだ【2トップ君臨】の状況は変わりが無いですね。

さてさて、そんな「2強」を追従できる【11月の新機種】はあるのだろうか?・・・ちと検証してみたいと思います。

■【新台入替】の役目を問う。
いつの事でも「新機種導入」には【それぞれの立ち位置】と言うか【それぞれの役目】がある。
それが『集客貢献なのか?』『稼働貢献なのか?』『粗利貢献・売上貢献なのか?』・・・等々。
更には、【導入時期による役割】も付加される事になる。

■では【11月の新台入替】の役割とは?
最大の目的は・・・【年末商戦に向けての、集客数のアップ】に他ならない。極論的には「長期稼働への期待」では無い。
(無論、『そうなって欲しい』と言う期待は常にありますが・・・)

■では、『どんな新機種を選択する事になるのか?
最優先する評価力は、やはり【集客貢献力】と言う事になる。
その新台が、『どれだけ注目?』されていて、『どれだけの集客力と持っているのか?』を最優先での機種選択となります。

<注目度>と言う点では、スペック面からは「やっぱりミドルスペック機種」と言う事は否定できない。
となると・・・
・Pワンパンマン・・・・・・・・・・・★★★★★
・Pターミネーター2・・・・・・・★★★★
・P七つの大罪2・・・・・・・・・・・★★★★
・Pモンキーターン超抜・・・・・★★★
・PGO!GO!マリン3・・・★★★
と、【5機種】がエントリーされる。

この中から【新登場コンテンツ】としては「Pワンパンマンの一択」言う事になる。
他の機種は「全てシリーズもの」となる。
その「シリーズもの」で重要となるのが、ユーザーの【過去の記憶】と言う事になる。
<キーワード>は・・・
(1)過去機種の高評価・・・からの作り込みの継承
(2)過去機種の低評価・・・からのモデルチェンジ
更にこのキーワードは、「導入後の稼働貢献」にも影響する。

特に(1)に関しては、「評価基準が分かりやすい」のですが、(2)に関しては「当たりハズレが出る」事も多々あるので、機種選定者の眼力と言うか、希望的観測と言うか、最後は「結果で一喜一憂」と言う結果論にも成りかねない事も、また現実だったりします(汗)

■【ライトミドルスペック】も比較検証
こちらも多めの【4機種】がエントリーされている。
・P GⅠ優駿倶楽部2(1/219.9)・・・・・・★★★★
・P新・遠山の金さん(1/199.8)・・・・・・・★★★
・PフィーバークィーンRUSH(1/199.8)・・・・・★★
・P10カウントチャ^ジ絶狼135(1/135.9)・・★★★★
さて、この4機種の中から『ユーザーが打ちに行きたい!』と思う新機種はどの機種になるのだろうか?

当然ながら『目新しいタイトル機種は無い』訳で、一般論的には『集客貢献力よりも稼働貢献力を評価する』事になります。
<キーポイント>としては・・・
(1)高確率時の確率
(2)遊タイムの有無
(3)実質的継続率の高低
そもそもユーザーは、「確率上の観点から、出玉性能には多くを期待していない」訳で、その追求よりも<遊技のバランス><当りのバランス>を考慮して、「導入機種とその台数を決定する」方がよりベターな選択となります。

■いずれにしても・・・
『11月の新機種は【集客力優先】であって、先に記した「2トップ機種」の稼働に対して『それを凌駕する事は無い』と言う結論から思考して良い。

無論、その「遊技機の運用」自体は「稼働よりも粗利優先」になる傾向も否定出来ない訳だが、そもそも<11月の先にある【12月商戦】が【来年への布石】となる>事を、お忘れなく願いたい。
(願わくば「年越しまで高稼働維持」と、心から期待はしているのですが・・・)

≪最後に≫
【機械評価】とは『常に相対評価』であり『絶対評価では無い』事だけは、念頭に置いての評価となります。
【11月の集客】を考える際、現実的な視点からは、
「情報強者」又は「行動範囲の広い若年層」は、<パチンコよりもスロット動向>に注目している・・・と言う現実は避けられないです。
つまり・・・11月に「パチンコで集客したい顧客層」は『誰なのか?』を思考の中心として、「遊技機の評価を模索する必要性がある」事を、記しておきたいと思います。
ファンキースリー講師
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