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2019-05-14
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その4~<P牙狼冴島鋼牙>と<P必殺仕置人>
GWも終わって、いよいよ「盆前の新台商戦」勃発の様相を呈してる今日この頃です。

さて、その【盆前商戦】においてはのパチンコ新機種の本命は・・・やっぱり『「P牙狼冴島鋼牙XX」と「Pぱちんこ必殺仕置人」でしょ』となるでしょう。
では、今回のコラムは、『その本命と呼ばれる機種に対して、どう評価するのか?』について触れてみましょう。

先ず最初に、【P牙狼冴島】ですが、現在「検定通過」している型式は「XX-MP」となっていますが、『まもなく違う型式が保通協適合の予定』との事ですので、お間違えの無い様に把握しておいてください。
※<スペック>につきましては、「初回ST突入率が異なる」事となりますが、現状の型式は「30%」で、差替え型式の方は「33%」となる予定です。この結果【初回のST突入率】が「48.8%」⇒「51.0%」となる可能性があります。その他は『変更無し』となりますので、一応踏まえておいて下さい。(以下、新型式想定での内容です)

さて≪本題≫に入りましょう。
先ず【スペック比較】ですが、2機種ともに「特賞確率=1/319.7」の「ST仕様」で、通常当り後の「時短は100回転」を2機種と共に装備。それ以外のスペックが異なります。
●<初回のST突入率>・・・「牙狼=33%」・「仕置人=50%」
 (時短100回転の引戻し含む場合)・・・「牙狼=51.0%」・「仕置人=63.4%」
●<ST継続率(回数)>・・・「牙狼=80%(5.00回)」・「仕置人=85%(6.67回」
●出玉・・・「牙狼=オール10R(1,500個)」
     「仕置人=初回3R(450個)」・「ST中=3R(40%)/10R(60%)1,500個」
さて、この「スペックの観点」から最初に『お客様が嫌な事』を考察します。それが・・・
「初回の通常当り」の場合と、「初回出玉~ST抜け」の場合です。
初回当りの出玉の観点からは「全1,500個出玉」の牙狼の方が良い・・・となります。
「ST抜け」に関しては「1,500個で終了」と「450個で終了」ですから、牙狼推しですね。
しかし、そもそも「継続率が5%違う」し「ST突入率も違う」ので微妙ですが、いずれにしても『ST突入してからが勝負!』の機種ですから、やっぱり「ST抜け後の持ち玉数と、打ち手の落胆感は否めません』ね(汗)

続いて【機種パワー】についてですが、この評価には【2つ】の項目となります。それが【集客貢献力】と【稼働貢献力】になります。
【集客貢献力】とは、読んで字の如く、『新台入替オープンして、店舗にお客様を呼ぶ力』の事であり、【稼働貢献力】とは、『その遊技機を打ってくれるかどうか?』の問題であり、この【2つの貢献力】は意味が全く異なります。
この問題は「絶対論」は無く、全て「相対論」であり、店舗エリアの顧客層や、近隣店舗の動向・台数・方針等々によっても、その貢献力は大きく変化する事になります。

・・・で、『どっちがいいの?』と聞かれるならば、宿題を出させて頂きます。
①【集客貢献力評価】について
 ・・・『自店舗エリアのお客様は、最初(初日)にどっちの機種に向かうと思いますか?』
②【稼働貢献力評価】について
 ・・・『あなたの店舗に来ているお客様は、どっちの機種を打ちたいと思うでしょうか?』
そうです!『その答えが全てなのです!』ね。
重要な事は、『あなたが打ちたいと思う機種の話では無い』と言う事です。

「遊技機評価」の全ては、「集客」に始まり「売上」があり、「稼働」があって「粗利」へと結びつきます。
【お客様の気持ち】をどれだけ考えられるか?・・・それが機種選択の極意です。
ファンキースリー講師
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