明けましておめでとうございます。

ワクワクランド 涌嶋士郎です。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今回は1月末で撤去を迎える「押忍！番長3」の代替え機【押忍！番長ZERO】の訴求ポイントを考察してみようと思います。

長期に渡りホール様の主力機として君臨してきた「番長3」も2022年1月末に撤去期限を迎えます。と同時に代替え機として新台「押忍！番長ZERO」が導入されます。
納期が1月30日なのでタイムラグの無い入れ替えはユーザーに対してスムーズな移行となることから絶好のタイミングといえます。

番長3の総設置台数約52,000台に対して新台は約30,000台程度なので適正なバランスが保たれているように思います。

スペックの特徴として番長3と比較してみると設定①の出玉率は低く設計されています。
設定①出玉率：98.2％→97.6％
そして設定⑤⑥ともに6号機としては高い数値を実現しています。
設定⑤：109.1％
設定⑥：113.0％

これは、高設定狙いのユーザーをターゲットにした番長3同様の設定活用を本機でも継承させるためには、設定①の出玉率はしっかりと利益が残せる出玉率に変更しました！といった“意図”が感じられます。
低設定であっても集客面・稼働面に対し、促進要素を備えています。

■3つのモード天井

モードA天井：600ポイント

モードB天井：400ポイント

モードC天井：200ポイント

1ゲームあたり平均3ポイントを獲得するのでモードAでも約200ゲームで天井到達が可能です！

■設定変更時

①設定変更時の第1周期の期待度：50％は朝イチ来店動機になります。
有利区間ランプは通常時は非点灯ですが、朝イチは剛鉄が紫オーラを纏っている!?（電断時も発生!?）

②周期毎の期待度は約30％。

③有利区間リセット時の1周期目の期待度約50％。
※有利区間リセットのタイミングは、ボーナス当選後AT非当選時。及びAT終了時。

これらの稼働誘因要素は設定不問なのでイベント開催時の設定にメリハリをつけたい時には良いカモフラージュに役立てそうです。

■AT直撃確率に前作同様設定差を設けています。

設定①：約1／5,000
設定⑥：約1／2,000

極端な数値差ではないのでイベント開催の有無に影響されないでしょう!?
長時間稼働が見込めるイベント開催時は特に威力を発揮しそうです。
総合的に見て番長3撤去後は、設定運用における最大の集客効果が見込める機種の1つになると考えられます。
台数は多ければ、多いほど威力を発揮すると予測します！