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2021-08-17
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その122~「10月のパチンコ」主軸3機種比較
今年のお盆休暇は、北海道と沖縄を除いての「全国エリア」にて大雨警報が出ているレベルで、災害にも注意が必要な期間となりますので、注意~対応が必要となります。
【お盆休暇の雨模様】は、ホールにとって期間の営業にとって好条件のハズでしたが、警報が出るような大雨では、多くのユーザーが外出自粛となりそうです(汗)

さて今回は、パチンコ【10月の新機種】について、<比較>としての【新機種評価】をしてみようと思います。

■主軸となる【3機種】は、合計「3.5万台」(予定)のリリース。
「ミドル3機種合計」=「3.5万台」って・・・『現在好調稼働<P牙狼月虹>と同等の台数』になります。また、現在<ガンダムユニコーン(2.5万台)>は、「導入から2週間」とは言え、平均台アウトでトップに立っている現実もある。

現在8月中旬だが、この先【2ヶ月後の未来】を想像するならば、『この3.5万台は、年末営業に向けての1クッション』であり、野球で言うところの「重要な中継ぎ投手」だったりする事でしょう。

■ではザックリと「1/319.7」ハイミドル3機種の【スペック特徴】を。
(1)Pゴッドイーター究極一閃MA(10,000台)
・「時短突入=75%」(実質RUSH突入=60.0%)「RUSH継続=80.3%」
・「高確率=1/1.8」×2回転(1+1回転)
・「初回出玉」=「2R=300個」・「右打ち時出玉=ALL1,500個」

(2)Pフィーバーマクロスフロンティア4A(15,000台)
・「時短突入=100%」(実質RUSH突入=53.0%)「RUSH継続=81.3%」
・「高確率=1/2.0」×1+1回転 or 2+1回転
・「初回出玉」=「2R=300個」(94%)・「右打ち時出玉=ALL1,500個」

(3)P天才バカボン6 FN-F(10,000台)
・「時短突入=75.0%」(実質RUSH突入=75.0%)
・「RUSH継続=64.6%」そこから「33%」で「継続=81.2%」へ移行。
・「高確率=1/44.8」×42+4回転 or 70+4回転
・「初回出玉」=「10R=1,500個」(100%)・「右打ち時出玉=ALL1,500個」

■【共通部分】と【相違部分】がある。
【共通部分】としては・・・
最大の特徴として、「RUSH突入の右打ち時=オール1,500個」となる。
更に「2連チャン確定=3,000個確定」の性能(演出)を有している。

【相違部分】としては・・・
・基本仕様が異なる。
⇒「ゴッド」・・・初回2R(75%)からの完全突破型
⇒「マクロス」・・・初回2R(94%)からの突破型&直行(6%・3,000個)の複合
⇒「バカボン」・・・「75%突入→65%継続→(33%で)81%へ」の2段階突破型

・初回出玉の「10R比率」が異なる。
⇒「ゴッド=0%」・「マクロス=6%(3,000個)」・「バカボン=100%」

・RUSH中の抽選回数
⇒「ゴッド=2回転」・「マクロス=2or3回」・「バカボン=46or74回」

■ユーザーは常に【比較論】(相対論)で機種選択をする。
10月のユーザーの機種選択は、『牙狼と比べて』『ガンダムと比べて』となる事は必至!そしてユーザーは、「出玉性能(連チャン性・出玉スピード)」で語る事が多くなるでしょう。

しかしその「機種選択」の本質は、【遊技全体の面白さ】であり、そこには「大当りをするまでの通常時の演出」や、「RUSH連チャンの体感」や「その終わり方」、はたまた「勝ち率に比例する相性(オカルト)」に至るまで、【多くの要素を比較検討】した上で、ユーザー各々が「自分の打ちたい機種」を選択する事になる。

その事を踏まえた上で、ホール側は機種(台数)選択をする必要があるのだが、いかんせん『それはユーザーの主観』であり、客観的に判断する事は不可能に近い(汗)
だからこそ、『よる多くのコメンテーターの意見を聞く必要がある』。しかし、『誰かの意見に偏る事は避けるべき』であり、一つの意見として扱う事が必要となる。

■最後に・・・
いつも申し上げている様に、【新機種の選択】では、【集客貢献力】と【稼働貢献力】の2項目に対して機種採点する事が重要になる。
くれぐれも、スペック(特に出玉性能)だけに拘らず、コンテンツ人気(知名度)だけに拘らず、【自店舗来店のユーザーの顔】を想像しながら、有効的な「機種選択」・「導入台数」を検討されたし。
・・・と思う次第です。
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